DDCC2017 参加記
SuperCon で爆死して参加記を書いていなかったのでこっちを書きます。
DDCC is 何
ディスコ株式会社とディスカバリーチャンネルが共同で開催しているオンサイトのプロコン。Disco Discovery-channel Code Contest の略らしい(当日まで Disco Discovery Channel programming Contest だと思っていた)。
800人ちょい出た予選のうち上位の就活枠 100 人と一般枠 100 人が参加できる。オンサイトにしては緩めの予選。
ちなみに PCK の本選と同日に開催されていたが、PCK 予選落ちをキメていた僕には関係がなかった。
予選
AtCoder の Web サイト上で予選が行われ、それに参加した。難易度だけでいえば ABC くらいで、さらに D 問題が発想&場合分けみたいな感じだったので水色に優しかった。とはいえ僕は実装が遅れて 141 位くらいになり割りと不安だった。
100 位を下回っている場合就活枠が優秀な方が一般枠が通過しやすいので就活枠が優秀であることを祈っていた。結果、祈るまでもなく就活枠は優秀だったので通過することが出来た。
本選競技まで
大会側から「電源タップ少ないから必要なら早めに来て確保しろ」(意訳)みたいなメールが来たので早めに行かざるをえない感じになり、早寝早起きを目指したが早寝に失敗したので朝が辛かった。全部オデッセイとかいうやつが悪い。
そんなこんなで、眠い目を擦りながらなんとか受付開始前に会場に到着して完全に勝利したとか思っていたが、なんと前には既に結構行列が出来ていて悲しかった。
遅刻が酷いことで有名な技術オタクも電源騒動が入るだけで早起きするようになる事が分かったので、今後の参考にしたい
— Az (@azaika_) 2017年11月2日
受付で T シャツを受け取り、会場へ向かう。糖分補給用のチョコレートを配っていたのでありがたく頂戴してからタップのある空席を確保して安心していた。
その途中で eiya さんと合流するもその他の知り合いが一切見つからなかったため一人座席で JOI の過去問を解いていた。その後で、そもそも知り合いは PCK 本選に行っていて DDCC には来ていないことに気づいて辛くなった。気づいてから競技開始までは某デッセイのせいで眠かったので半寝していた。
競技中~終わり
ちょくだいさんのトークの後に競技が始まった。配点が「300-500-800-1100-1300」なので素直に前から解こうとした。
初っ端の A 問題で詰まりかける。10 分くらい経ったところで愚直にやるだけすればいいことに気づいて AC。非常に教訓的だった。
A 問題で時間を食ってしまったため焦って B 問題を開く。LCM が大好きなのでこっちは一瞬でわかり即実装したが、何故かバグる。8 分位してから扱う変数は int64_t
なのに作業変数だけ int
にしていたことに気づく。直したら通る。ちょっと反省した。
C 問題を見る。グラフだったので図を書いてみるも全然分からない。使えそうなアイディアは出て来るが考察に結びつかない。そんなことをやっているうちにコンテストが終わった。順位表凍結時点で 88 位くらいだったので、これから下がりそうな事を考えれば微妙な感じ。悲しくなっていた。
ところが、その後誰に聞いても C 問題が解けたという人がいない。凍結時点で AC していた Olphe さんに聞いてみても「乱択は最高」(文意を捻じ曲げる意訳)みたいな事を言われる。その後おなじく凍結時点で AC していた Square さんに聞きに行こうとするも、自明解の説明までされたところで大会側からのインタビューが入り中断。その後 Square さんと会話できる機会はなく、結局 C 問題の解法は謎に包まれていた。
その後は振る舞われた昼飯を食べつつ出会い厨に勤しみ、何人かに出会えた。昼飯はパスタに茹でられていない部位が多々あった事を除けば結構豪華で美味しかった。
午後にはプロ棋士の方と Ponanza の作者様と chokudai さんの対談を楽しく見たり、皆が社内見学ツアーに行く中で申し込み忘れた僕は Rust で競プロしてみたりしていた。その途中で問題の解説もアップロードされ、C 問題の解説を見て「理解できない…」とか言っていた。
あとは懇親会とかあってから結果発表。僕は 90 位で結局微妙だった。結局 C 問題を解けたのが 30 人程度しかいなかったため順位変動もあまりなく早解きコンっぽかったので、それならもうちょっと上を目指したかった。
最後に DDCC 特製ケーキ(豪華&美味しい)が振る舞われたり、 chokudai さんと写真を取らせていただいたりして解散した。写真は家宝にしたいです。